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Drupal 10情報


※このページの内容は、2022年12月時点のDrupal公式情報に基づいています。現在の最新情報とは異なる可能性があります。

Drupal 10

Drupal 10

2022年12月14日に『Drupal 10』がリリースされました。    
Drupal 10の導入でより充実した最新テクノロジーを体験してください。

Drupalロゴ

Summary

Drupal 10の概要

  1.  テーマの変更

    デフォルトのテーマがBartikからOliveroに、管理画面のテーマはSevenからClaroに変更されました。

    デフォルトのテーマがBartikからOliveroに、管理画面のテーマはSevenからClaroに変更されました。

  2.  要件の変更

    Symfony 6.2、PHP 8.1が必要になりました。また、Internet Explorerのサポートは終了しました。

    Symfony 6.2、PHP 8.1が必要になりました。また、Internet Explorerのサポートは終了しました。

  3.  CKEditor 5の導入

    CKEditor4のサポートが終了するため、よりモダンなデザインのCKEditor5が導入されました。埋め込んだメディアの編集、表の挿入、リンクの確認・管理の際に、ダイアログボックスが表示されることなくスムーズに作業することが可能となります。さらに追加で購入可能なプレミアム機能では、リヴィジョンの履歴、リアルタイムな共同作業、PDFおよびWordへのエクスポートなどの機能を利用することができます。

    CKEditor4のサポートが終了するため、よりモダンなデザインのCKEditor5が導入されました。埋め込んだメディアの編集、表の挿入、リンクの確認・管理の際に、ダイアログボックスが表示されることなくスムーズに作業することが可能となります。さらに追加で購入可能なプレミアム機能では、リヴィジョンの履歴、リアルタイムな共同作業、PDFおよびWordへのエクスポートなどの機能を利用することができます。

  4.  コアの強化

    システムのコアを強化するため、コアモジュールだったThe Quick Edit、Aggregator、HAL、RDF、Color modulesはコントリビュートモジュールに、Bartik、Seven、Classy、Stableのテーマはコントリビュートプロジェクトに移動されました。ただし、Drupal 9.0以降に追加された機能は全てDrupal 10にも含まれています。

    システムのコアを強化するため、コアモジュールだったThe Quick Edit、Aggregator、HAL、RDF、Color modulesはコントリビュートモジュールに、Bartik、Seven、Classy、Stableのテーマはコントリビュートプロジェクトに移動されました。ただし、Drupal 9.0以降に追加された機能は全てDrupal 10にも含まれています。

  5.  自動アップデートとプロジェクトブラウザ(拡張モジュール)

    自動アップデートモジュールを使えば、Composerを使わずにモジュールのアップデートや、コアのパッチレベルのアップデートが取得できるようになります。アップデートの全ての段階で問題が検知・報告されるため、アップデートが可能となった後に問題が見つかるといったことがなくなります。 プロジェクトブラウザモジュールではモジュールやテーマの検索・インストールが簡単になります。プロジェクトを選択後、サイトにどのように拡張モジュールをインストールすればいいか提示されます。プロジェクトブラウザはDrupalサイト内で利用可能なため、Drupal.orgなどを見に行く必要がなくなります。

    自動アップデートモジュールを使えば、Composerを使わずにモジュールのアップデートや、コアのパッチレベルのアップデートが取得できるようになります。アップデートの全ての段階で問題が検知・報告されるため、アップデートが可能となった後に問題が見つかるといったことがなくなります。 プロジェクトブラウザモジュールではモジュールやテーマの検索・インストールが簡単になります。プロジェクトを選択後、サイトにどのように拡張モジュールをインストールすればいいか提示されます。プロジェクトブラウザはDrupalサイト内で利用可能なため、Drupal.orgなどを見に行く必要がなくなります。

Important Point

Drupal 10へのアップグレードの注意点

Drupal 7をお使いの場合      
 

サイトの全面移行が必要です。Drupal 9、Drupal 10どちらにもアップグレードができます。

Drupal 8をお使いの場合      
 

Drupal 8は2021年11月2日にサポート終了を迎えています。Drupal 10への直接的なアップグレードパスは存在しませんので、まずはDrupal 9にアップグレードする必要があります。

Drupal 9をお使いの場合      
 

Upgrade Statusモジュールをインストールし有効化することで、アップグレードに必要な準備事項を可視化することが可能です。

Flow

Drupal 10へのアップグレード手順

  1. STEP01

    Drupal coreを9.4または9.5にアップデートする

    Drupal coreを9.4または9.5にアップデートする

    Drupal coreが9.4未満の場合はまず9.4または9.5にアップデートする必要があります。

  2. STEP02

    Upgrade Statusをインストール・有効化する

    Upgrade Statusをインストール・有効化する

    Upgrade Statusを使うことにより、管理画面上でアップグレードに際する必要事項を確認することができるようになります。

  3. STEP03

    拡張モジュール、カスタムモジュールの更新、修正を行う

    拡張モジュール、カスタムモジュールの更新、修正を行う

    Upgrade Statusに従ってモジュールの更新を行います。Drupal Rectorを使うことにより非互換性を自動で修正することも可能となります。

  4. STEP04

    Drupalコアをアップデートする

    Drupalコアをアップデートする

    Composerを使いDrupalコアをアップデートします。

Upgrade

その他アップグレード情報

Drupal 10へのアップグレードに関する情報はこちらからご確認いただけます。

Drupal8からDrupal9へ

Drupal9からDrupal10へ

Drupal 6およびDrupal 7からDrupal 9または10へ