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Drupalと他CMSの比較

世界の30サイトにひとつはDrupal!

世界中の大規模なウェブサイトの30サイトにひとつがプラットフォームとしてDrupalを採用しています。

Drupal

拡張モジュールの豊富さや、多言語対応、セキュアなCMSとして、海外政府機関や数多くの有名サイト、アーティストの公式ウェブサイト等で活用されています。

The CMS Chosen by Leading Public Companies

上場企業で選ばれるCMSとは?

株式会社DataSignが発表した「DataSign Report 上場企業 CMS調査 2024年8月版」によると、プライム市場上場企業の公式企業WebサイトおよびTOPページからリンクされている関連ページにおいてDrupalの導入件数は114件となっており、WordPress、ShareWithに次いで第3位、Adobe Experience ManagerやHeartCoreを凌ぐ導入件数を誇ります。

【上場企業CMS調査レポート 2024年8月度 - プライム】

順位CMS名導入件数
1WordPress2,413件
2ShareWith132件
3Drupal114件
4Adobe Experience Manager76件
5HeartCore74件

 

DrupalはオープンソースのCMSとしてWordPressに続き多くの上場企業に導入されています。

Open source CMS vs. Commercial CMS

オープンソースCMSと商用CMSの比較

CMSは大きく分けて「オープンソース型」と「商用型」の2つに分類されます。

代表的なオープンソース型CMSには「Drupal」「WordPress」「Joomla!」などがあります。
多くの場合無償で、誰でも自由に利用・改良・再配布ができ、導入ノウハウやテンプレート、プラグイン、モジュールなどさまざまな情報がインターネット上で検索できることで自由度が高いことが特徴です。
Linuxなど著名なオープンソースソフトウェアは、単独の開発者ではなく膨大な開発者が集うコミュニティグレープにより運営・維持管理されています。

一方で、商用型CMSは一般企業での利用を想定した法人向けCMSパッケージなどがあり、ライセンス費や管理費が有料で提供されています。

企業がCMSを比較する際のポイントとして、

  • 更新、管理、運用の容易さ(HTMLやタグなど専門知識を要さず更新可能)
  • お問い合わせ機能などの拡張機能の豊富さ
  • セキュリティリスクの対策
  • サーバなど環境の適合性
  • 将来的な保守メンテナンスの運用
  • 導入実績の豊富さ
  • SEO機能
  • サイトの種類
  • サイトの数

などが挙げられます。
それぞれの特徴をふまえ、企業に合ったCMSを採用しましょう。

 代表的なCMSメリットデメリット
オープンソースCMSDrupal
WordPress
Joomla!
○無料
→多くの場合ライセンス費用がかからない

○活発なコミュニティによる進化
→最新技術の取り込みや問題の発見・解決が早い

○膨大な利用ユーザー
→多くの利用者からのフィードバックを得られる
○責任の所在が不明確
→特定法人企業による保証がない

○コミュニティにより熱に差がある
→コミュニティが活発なオープンソースを選択しないと進化が止まる

○日本語情報量 < 英語情報量
→圧倒的に英語情報のほうが多い
商用CMSAdobe
Sitecore
HeartCore
NOREN
○法人企業がサポート
→誰に頼めばよいかがはっきりしており、費用を支払うことで販売元のサポートを得られる

○高機能
→値段が高いCMSは機能も豊富
○高い
→ライセンス費用がかかる

○特定企業に依存する
→販売元の経営状態によりバージョンアップが止まる可能性がある

○情報が限定
→運用するには販売元からの有料サポートが必須

Competing with High-End Commercial CMS

ハイエンド商用CMSとも競合!

DrupalはオープンソースCMSでありながら、世界の商用ハイエンドCMSと競合するソフトウェアとして認知されています。米Gartner(ガートナー)社の発表するレポートでは、DXP(デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム)の分野でAdobe、Sitecoreなどと共にAcquiaが優れたリーダーとして認定されています。

画像
Figure1 Magic Quadrant for Digital Experience Platforms
Acquia Named a Leader in the 2025 Gartner® Magic Quadrant™ for DXPより抜粋。

Acquiaとは?

Acquia(アクイア)は、Drupalの創始者Dries Buytaert氏がCTOをつとめる企業で、アクイアクラウドとよばれるDrupalのプラットフォームサービスを提供しています。 数多くのグローバル企業がアクイアのサービスを利用しており高い評価を得ています。成長著しい米国企業のトップ500をランキング形式で発表するInc. 500にも選出されています。

→Acquia Cloud導入支援はこちら

Comparing Open Source CMS Platforms

オープンソースCMSの比較

世界で利用されているシェアが高いCMSはいずれもオープンソースです。オープンソースCMSの御三家といわれる「Drupal」「WordPress」「Joomla!」の3つでCMSマーケット全体のシェアの約7割を占めます。以前はオープンソースソフトウェアには「セキュリティが不安」「責任の所在が不明確」など採用を不安視する企業も多かったのですが、日本国内でも実績や事例が広まるにつれて、WEBサイトを効率的に作成、運営するためのツールとしてオープンソースCMSを採用する企業が増えています。

Drupal

Drupal

WordPress

WordPress

Joomla!

画像
Joomla!ロゴ

中でもDrupalはオープンソースCMSの中で、エンタープライズ市場向けのハイエンドCMSとして最も成長しているCMSです。
WordPressやJoomla!と比較して、カスタマイズしやすい拡張性や大規模サイト向けのパフォーマンスチューニング機能が充実していることが特徴です。

オープンソースのCMSは、製品ごとに特徴があります。自社のビジネス課題のどこに重きを置くか、その課題を解決する上ではどのような機能が具体的に必要か、それぞれの特徴を把握し検討することで、自社に適したCMS製品を選定することが可能です。

以下は代表的な3種のオープンソースCMSを比較しています。

比較項目DrupalWordPressJoomla!
料金等ライセンス料金無料無料無料
言語PHPPHPPHP
HTML表示動的動的動的
構造DB型ブログ型ポータル型
特徴DB型で世界的に利用されているオープンソースCMS。カスタムモジュールが豊富で高度なカスタマイズが可能。ブログ型で世界で最も利用されているオープンソースCMS。コミュニティが活発でテーマ/プラグインが大量に提供されている。記事とカテゴリを基本としたポータル型のオープンソースCMS。階層的なコンテンツ管理と拡張機能でバランスの取れたカスタマイズが可能。

Drupal, with a Proven Track Record Worldwide

世界でも多数の実績を持つDrupal

オープンソースCMSアワードで連続優勝!殿堂入り!

ニーズに合った独自の細かいサイト構築を可能にする「Drupal」は、数あるCMSの中でもオープンソースCMSのコンテスト「オープンソースCMSアワード」総合部門で2年連続で優勝するなど、サイト構築のためのフレームワークとして世界中で高い評価を受けているCMSです。

その充実したコンテンツ管理機能をはじめとする豊富な機能(約5万を超えるモジュール数)、約3,000の公式テーマ数、多種多様なWEBサイトの構築に対応できる高い柔軟性、拡張性からさまざまなニーズに対応が可能です。高度な多言語化機能が標準で装備されており、標準状態でも管理画面からコンテンツを簡単に編集可能な上、豊富なオプションモジュールの導入やPHPによるカスタマイズ開発を簡単に行うことができます。

  • 管理メニューが多く、ユーザー別に細かい権限管理が可能
  • CMSとは思えない洗練されたデザインの実装が可能
  • WEBサイト制作に必要な機能が標準で実装
  • モジュールを追加するだけでブログやSNS連携、Eコマースサイトの構築が可能
  • モジュールプログラムが容易なため、独自機能のプログラム開発が可能

Sites Suited for Drupal

Drupalの導入に向いているサイト

規模が大きく構造が複雑、セキュリティ要件が高いといった特徴を持つサイトはDrupalの導入に向いているといえます。Drupalの強力な拡張性とカスタマイズ性、セキュリティなどが大きなメリットとなります。

  1. 多言語対応が求められるグローバルサイト

    Drupalは多言語対応機能を標準で備えているため、言語ごとのコンテンツ切り替えや翻訳管理がスムーズに行えます。言語別URLの設計や翻訳ステータスの管理も可能で、翻訳作業のワークフローも構築できます。海外拠点ごとに異なるコンテンツを表示させるなどの要件にも柔軟に対応でき、グローバル展開している企業にとって非常に心強いCMSです。

  2. 大規模なコーポレートサイト

    複雑で情報量の多い大規模コーポレートサイトなどでは、例えば製品情報、IR資料、採用情報、ブランドごとのページなど、さまざまなコンテンツを一元管理することができます。柔軟なコンテンツ構造により、部署や製品ごとに異なる情報を整理・出力することが可能で、マルチサイト機能を活用すれば、グループ会社やブランドサイトを一括で運用することもできます。

  3. 官公庁・自治体サイト

    Drupalは世界中の政府機関・自治体サイトでも採用されており、セキュリティにも優れています。住民向けのお知らせ、施設情報、電子申請フォームなど多岐にわたる機能を柔軟に実装できる拡張性に加えて堅牢なセキュリティ体制も整っており、定期的なセキュリティアップデートや長期サポートも提供されているため、公的機関でも安心して導入できます。

  4. コミュニティサイト、ポータルサイト

    ユーザー参加型のコミュニティや業界ポータルサイトなどでは、会員登録、プロフィール管理、掲示板、コメント、通知機能などを実装し、ユーザー権限やグループ機能も細かく設定することができます。さらに投稿やレビュー機能などもモジュールで簡単に追加することができ、情報発信と双方向コミュニケーションが求められるサイトにおいて高い柔軟性を発揮します。

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