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ワークスタイル

開発スタイル

チームのコミュニケーションを重視したスクラム開発を導入

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デジタルサーカスでは開発チームごとにチームのコミュニケーションを重視したスクラム開発を導入しています。デイリースクラム(朝会)や計画ミーティング、スプリントレビュー(目標や課題、振り返りなどのミーティング)を行い、自律的かつ、透明性を重視した自己組織化チームを目指しています。   

作業は5〜8名前後のチームで行います。チームメンバーはほぼ全員がDrupal技術者で、チーム内で日々の進捗や課題を共有し合い、協力しながら業務を進めていきます。 チームの中では「プロダクトオーナー」「スクラムマスター」など役割に名前が付けられ、その役割をチームメンバーが担当します。この役割は固定したものではなく、いつでも交換可能としています。   
また、それ以外の「マネージャー」「リーダー」の様な役職はなくフラットな組織でチームメンバーはチームのために、チームはお客さまのために価値を提供し続けています。

フラットな関係性で活発に意見が飛び交う現場

開発作業はお客さまオフィスなどへの常駐はせず、メンバーは最適な場所(南青山のオフィスや自宅など)で決まった時間に働いています。ただし、チームがお客さまにしっかりとサービスを提供できれば、メンバーの体調や都合にあわせてリモートワークやお休み、中抜けなどをチーム内で調整することも可能です。   

メンバーが働きやすく仕事に打ち込むための環境作りを大切にしているため、自由度の高い環境です。こんな方法ではどうか?こんな表現はどうか?など、ミーティングでも自由に発言でき、フラットな関係性が特徴です。   

打ち合わせなど、社内の公用語は日本語です。メンバー全員が日本語で会話をし、作業依頼も日本語です。外国籍のメンバーは、このような環境の中でより日本語力をアップさせ、円滑なコミュニケーション力を身に着けています。

開発の進め方

メンバーは支給されたMacBookPro上にDockerで個人開発環境を構築して開発を進めます。開発タスクはタスク管理システム Redmine で管理していて、チームの計画ミーティングで相談して担当を決めます。   
自分の担当になったタスクでプログラムを書いたらソースコード管理システム GitLab に登録してチームメンバのレビューを受け、OKとなれば社内開発環境やテスト環境、本番環境と反映されていきます。この体制で進めることにより、チームとしてプロダクトの品質を保ちつつチームメンバが成長することができます。

デジタルサーカスでは2週間を1スプリントとした反復開発を採用しています。

  • スプリントの最初の日に計画ミーティングを実施し、そのスプリントで実施するタスクをチームで決定します。
  • タスクはすべてタスク管理システムの Redmine にチケットとして登録しています。
  • チケットに予定工数と実工数を記録し、バーンダウンチャートを表示できる様にしています。
  • 計画ミーティングでは前のスプリントの振り返りとKPTを実施します。
  • KPTはそのスプリントの中で良かったので今後も実施したいこと(Keep)、問題だったこと(Problem)、次のスプリントで試してみたいこと(Try)をメンバーで共有します。

開発環境

  • サーバーサイド開発言語:PHP
  • Web開発フレームワーク: Drupal
  • フロントエンド開発・記述言語:JavaScript, HTML, CSS/SCSS
  • データベース : MySQL, PostgreSQL
  • テストツール/CIツール: PHPUnit, Behat, GitLab CI/CD

開発フロー

  • 開発者はMacBook Proと1〜3枚の外部ディスプレイを使用しています。
  • ソースコード管理には自社で管理するGitLabを使用しています。
  • 開発者は実施するタスクが決まったらGitLabに実装用のブランチを作成し、実装が完了したら開発ブランチへのマージリクエスト(MR)を作成します。この時、自動テストが実行され、エラーがあればMR上に表示されます。
  • MRを見た別の開発者はソースコードをレビューし良さそうならマージします。
  • 開発者またはチーム内の担当者が受入テストしOKであればQA担当にチケットを渡します。
  • QA担当はテスト結果をレビューしリリース計画にタスクを追加します。
  • CI/CD環境として GitLab + GitLab CI を基本形として使用しています。これにより、開発者のコードの社内検証環境への反映や、ユニットテストの実行、コード整形、本番環境への反映は自動で行われる様になっています。

公平性や客観性を実現した評価

毎年、複数のさまざまな立場のメンバーから評価をもらい合う360度評価を実施しています。公平性や客観性を実現した評価によりモチベーションアップにつながっています。

デジタルサーカスのワークスタイル

エンジニアだけじゃない、豊富なキャリアパス

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プロジェクトではプログラムの開発以外にも、お客様への要望ヒアリングや資料作成、CMSの設定作業、品質管理(テスト)、運用サポートなどたくさんの業務があります。   
プログラム開発経験がない方でも、開発以外の業務を行いながら、技術について学んでいくことができます。将来はエンジニアだけでなく、プロジェクト管理者や品質管理担当者などさまざまなキャリアパスがあります。

多様性(ダイバーシティ)への取り組み

デジタルサーカスには創業当時から多様な国籍のメンバーが働いており、様々な文化の人たちが一緒に仕事をする土壌があります。   
国籍だけでなく、性別や年齢、バックグラウンドに関わらず、それぞれの環境や意欲に応じたワークスタイルを推進しています。   
子育てや介護との両立、長期休暇の取得など、メンバーそれぞれがワークライフバランスを考慮した働き方を気兼ねなく選択できる環境が整っています。

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ワークスタイル変革

デジタルサーカスでは創業当時から海外在住メンバ含め、個人の事情などを考慮したリモートワークを導入してきました。   
2020年頃より、多くの企業でリモートワークの導入と働き方改革の取り組みが開始され、デジタルサーカスでもリモートワークの強みを活かし、クライアントへのサービスの品質向上、パフォーマンスUP、業務の効率化、ワークライフバランスの向上などを重視したワークスタイル変革に取り組んでいます。

■ 取り組み事例

  • クライアントとのWeb会議では情報伝達ミスやコミュニケーション不足による認識のずれをなくすため、ミーティング頻度の見直しやサービス品質の向上を心がけています。
  • 社内ではデイリースクラムや計画ミーティングなどの定例ミーティングの他に、Slackや Zoomなどを利用し、いつでもコミュニケーションが取れるような仕組みを作っています。
  • 効率よく作業を進めるために必要なディスプレイやキーボードなどの備品の準備や安定したネットワーク環境など、安心安全な作業環境を整えています。
  • ワークスタイルの変化により、福利厚生をリモートワークに特化した内容にアップデートしました。
  • ワーク環境に関する社内アンケートを定期的に実施し、メンバーそれぞれの工夫の共有や課題の改善をしています。
  • リモートワークによる費用負担軽減のためリモートワーク手当の支給をしています。
  • 物理印を廃止し、電子印を利用した電子契約を進めています。
  • 請求書などの紙媒体を電子化することで業務効率改善やコスト削減を図り、ペーパーレス化を進めています。
  • 多様な働き方により海外など遠隔地を拠点とするエンジニアの採用を強化しています。

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働き方

デジタルサーカスでは、オフィスへの出勤/リモートワークを使い分けるハイブリッドと、完全フルリモートの2つのワークスタイルを用意しています。

【ハイブリッド】

常にオフィスワークやクライアント訪問可能な状態に保ち、リモート/オフィス/クライアント訪問を状況に応じて適切に使い分ける働き方。

【フルリモート】

緊急時などを除き、基本的に全ての業務をリモートで実施する働き方。   
※現在は「Web開発エンジニア」+「フロントエンジニア」の2職種

リモートワーク基準

リモートワークにおけるガイドラインは次の5つです。

  • 仕事に支障のないネットワーク環境を自前で用意できること
  • 勤務時間中にお客さまやチームメンバと電話/Web会議/Slack等でリアルタイムにコミュニケーションが取れること
  • 会社の定めるセキュリティ基準に沿って業務を遂行できること
  • デイリースクラムや計画MTGなどチーム行事に参加できること
  • お客さまやチームの要請に応じてオフィス勤務やお客さまオフィスへ訪問を行えること(フルリモートの場合は不要です)

ワーク環境の最適化

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リモートワーク環境を快適に過ごすための支援制度(リモートワーク手当)をはじめ、自分に合ったキーボードやマウス、ディスプレイ等の購入支援も行っています。   
表参道にあるオフィスはたっぷり休憩ができる大きめのソファー完備のリフレッシュスペースやフリーアドレスのワークスペース、換気がしやすい大きな窓、快適なWi-Fi環境が整っています。